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浪人生活を振り返って

皆さんこんにちは。

 

2018年4月から浪人生になった僕ですが、推薦入試で第一志望の筑波大学に合格することができました。

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浪人という立場の僕に対して接しにくかったとは思いますが息抜きに付き合ってくれた人、一緒に勉強してくれた人、煩いTwitterを黙ってみててくれた人、本当にありがとうございました。

正直たまに絡んでくれる友達がいなかったらここまでやってくることができなかったです。

僕は予備校に行かず宅浪(Z会)を選択しました。理由は予備校の授業料がバカ高いからと、時間を自由に使いたかったからです。僕はほぼ毎日近くの国立国会図書館関西館に通いました。ここは18歳以上しか入れず(静か)、机もとても広い上、食堂まである最高の環境でした。只管図書館で勉強して家では夜に暗記系や好きな科目に触れる程度であまり勉強しませんでした(というか集中力が続かずできませんでした;;)。

ここから時系列順に振り返ってみます。

・4~5月

毎日順調にZ会をこなす。

二次試験に力を入れセンター対策は殆どせず。

GWは友だちと会って少し遊んだ。

・6~7月

勉強に熱が入らない日が出てくる。そんな日は丸一日図書館で本を読んだ。

それでも友達が図書館に来てくれたり友達と会って息抜きをすることでモチベーションを保つことができた。

全統模試の判定が良かったので自信がつく。

今年から僕の志望学類が浪人生でも受験できることを知り受験を考える。

・8~9月

8月は図書館に行った記憶と模試を受けに行った記憶しかない。

推薦入試の面接でビブリオバトルが行われる事を知る。

母校の文化祭に行く。

・10月

初頭から推薦入試の小論文対策を高校の先生と始める(週二回メールで)。

本当に勉強に身が入らない日が多かった。その分小論文、英語、読書に打ち込んだ。

幸い模試の判定は悪くなかった(セA個B合A)

願書出願二週間前に600字の志望理由書を提出しなければならないことを知りパニックに(通常は夏頃から始めるもの)→先生と大急ぎで志望理由書の作成に取り掛かる。

祖母、一部の友達、先生の協力のおかげでなんとか出願。

・11月

推薦入試の対策のために定期的にビブリオバトルの練習をしに草津へ(学校の先生に相談するも、あまり良い考えが出なかったので自分で開催していることに飛び込むことに)

幸い浪人生活で沢山読書をしていたので本のストックは沢山あった。

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計6回のビブリオバトルを重ねて本番に挑む。

初めは入試対策の為だけにしていたビブリオバトルだが、数を重ねるごとに楽しくなり良い息抜きとなる。

推薦入試については詳しくは以下の記事にを見て頂きたいが、体感の出来は

ビブリオバトル→◎

日本語小論→○

英語小論→( つ;‿;с )

gsdhsnckdtetsu.hatenablog.com

・12月

英語小論文の手応えが皆無で落ちたと確信

気持ちを切り替えてセンター試験の勉強を始める。

合格発表一週間前から不安で勉強に手が入らなくなる→眠れなくなり昼夜逆転、図書館にも行かず引きこもり生活。

12月12日、徹夜で住野よる氏の「また、同じ夢を見ていた」を読了し合格発表に挑む。

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151BPMの中Twitterで10時の合格発表をUPしている人を探し、晴れて合格

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以上が一連の流れになります。

思っていたよりも辛い、自分との戦いだった9ヶ月でした。

生活リズムには本当に気をつけました。朝がとても苦手なので目覚ましは7つセットしてクローゼットの奥やベッド下の収納スペース、部屋の隅々に散りばめて強制的に起きるようにしました。

やる気が起きない時は本当に沢山ありました。その度に友達に電話をかけてみたり、筑波大学ストリートビューVRで見たり、落合陽一先生の本を読み返してみたり、過去の不合格通知や模試を机に貼ってみたり、仏教の本を読んでみたりしました。

自分に絶望し、こんな自分とこれからどう付き合っていくのかをじっくりと考える機会にもなりました。

序盤にも述べましたが友達には感謝の念しかありません。お互い少し距離があった高校の先生に小論文を添削してもらうきっかけをくれたこと、オススメの本を紹介してくれたこと、大学の勉強を少し紹介してくれたこと、通話でくだらない話をしたこと、そんな些細なことが一日の大半を独りで過ごし誰とも話さない僕にとってはとても嬉しいものでした。


受験生へ


 9月の文化祭で母校に行ったとき、後輩の受験生が「私浪人してもいいかな~って」

と言っていました。現時点でそう思っている人もいるかもしれません。

でもそんな軽い気持ちで浪人すべきではないと思います(特に宅浪)。

予備校に行くのなら人との繋がりや競争する身近な相手が居るので良いのかもしれません。

しかし浪人(宅浪)を今のうちから考えている人は一年間「俺は、私は、そこに行きたいんだ!!!」という確固たる気持ちを胸に抱き続けられるかもう一度考え直した方が良いと思います。

なんだか説教みたいになってしまいましたが、皆さんには失敗して頂きたくないので書きました。

最後に落合陽一先生の言葉を載せておきます。頑張ってください。